製品レビュー:エアーメッシュパネル

春を過ぎ、だいぶ暖かくなってきたところで、気になってくるのが汗対策だろう。
去年、暑さ対策グッズをレポートしたが、汗を多少抑えることができても、完全に抑えるのは無理だ。そもそも、体を冷やすために汗が出るわけだしね。
といわけで、ほとんどのツーキニストは、汗をかいた時のために着替えを持参しているはず。勤務先に到着したら汗拭きシートで体を拭き、あるいはランステあたりでシャワー浴びてから、新しい服に着替えれば気分もスッキリ、快適に仕事がスタートできるってわけだ。

しかし、ウェア類ならば着替えだけで済むのだが、鞄はそうはいかない。汗だくで背負ってきた鞄をどうしたものかと、悩んでいる人はいないだろうか?
自転車にカゴやキャリアが付いていれば、体に密着することなく鞄を持って行けるのだが、スポーツバイクの場合はそういった装備がないので、バックパックやメッセンジャーバッグを背負って走ることになる。結果、密着した部分に汗が染みてしまう。汗対策ができているリュックや防水タイプの鞄なら、それほど気にしないのだが、お気に入りが布製や革製だったり、クッションが布地+スポンジだった場合は、汗のしみがとても気になる。なぜなら、着替えのように、毎日洗濯するというわけにもいかないし、アタッチメントですぐ交換できるというものでもないからだ。その状態で1シーズン使うと、かなり不快なことになるに違いない。
そこで、考えられるのが、汗を吸わないようにバッグを体に密着させないためのしくみだ。つまり、体とバッグの間に空気が通る隙間を作ってしまおうという作戦だ。

で、今回試してみたのが、後付けできるアイデア商品、MINERVA (ミネルバ)社の「エアーメッシュパネル」だ。
本製品は、2枚のメッシュ生地をナイロン糸を使って立体的につなげた3Dメッシュ構造のシートなのだ。バックパックの背中が当たる部分に取り付けると、背中との間に空気が通る隙間を作ることができるのだ。シートの暑さは約5ミリ。たったこれだけの隙間で、背中の蒸れを軽減し、汗もバックパックまでは染みてこなくなる。隙間に風が通る瞬間は、涼しささえ感じるほどだ。若干見た目が気にならなくもないが、2千円程度でこれだけの効果があるのであれば充分買いな商品だろう。
パネルのサイズは、S、M、L、XLの4種類がある。もしピッタリなサイズが無い場合は、見た目としてパネル全体が隠れる、気持ち小さめが良いと思う。
装着は、上部はベルトを通して固定し、下部はゴム紐に通す程度でとても簡単。
パネルが汗で汚れたら、取り外して洗濯することもできるので、いつでも清潔に使うことができる。パネルの重さは100グラム前後と軽量なので、背負ってしまえば全然に気にならない。
縦位置で使うバックパック専用のパネルなのだが、使い方によってはメッセンジャーバッグにも付けることができるかもしれない。また、同社では、ベルトに付けるタイプの「ショルダーパネル」もあるので、肩が当たる部分の対策も可能だ。
お気に入りのバックパックをお手軽に夏仕様にしてくれる一品、試してみる価値アリだと思う。




普段使っているバックパックに付けてみた。

メッシュのアップ。バックパックとの間に隙間ができているのがわかるかな?



めくってみたところ。白いナイロン糸がメッシュ間の隙間を作っている。

上部はベルトを通して付ける。



下部はゴム紐を通して付ける。




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