暑さ対策グッズいろいろ

何度も言っているが、今年は暑いねぇ。
連日熱中症関連のニュースが流れていて、猛暑を感じさせる。
炎天下のサイクリングは、あまりオススメしないが、それでも自転車に乗らなければならないのであれば、充分な水分と塩分の補給を忘れずに。


さて、暑さ対策と言えば、最近いろんなグッズが出ているよね。
中でも、体を冷やしてくれるアイテムの種類が多く、いったいどの程度使えるものなのだろう?
と疑問に思っていたのだ。
そこで、いろいろ試してみた結果を、拙者の観点で簡単にレポートしてみた。
多少なりとも購入時の参考にしてもらえればありがたい。



アイスノン氷結ベルト
暑かったら首を冷やすのが一番。
パッケージからもアウトドアで使えそうなイメージ。
中に入れるゲルは冷凍庫で3時間以上冷やしてカチコチにする。説明書によると持続時間は2時間とあるが、猛暑の場合は1時間くらいと思った方が良いだろう。
首まわりは50cmまで対応のようだが、冷却剤が堅いと三角形になるので、最初のうちは首がきつい(ちなみに筆者の首まわりは40cm前後)。
氷を首に巻いている感じなので、冷却力は抜群だが、見た目はちょっとツラ目だ。
でもって、自転車で使うとなると、首が重い。
前傾姿勢での長時間使用は、避けた方が良いかも。。。
5段階評価で、
冷却力:5/持続性:4/使用感:2/見た目:2
総合点:13
という感じだ。

アイスノン氷結ベルト

3ブロックに分かれた氷結ベルトを冷蔵庫で3時間以上冷やし、専用のタオル地のカバーに入れて首に巻く



ひんやりネックバンダナ 「しろくまのきもち」

ひんやりネックバンダナ 「しろくまのきもち」
もう少しさりげなく使える物はないかということで、試したのがコレ。
水に10分くらい浸して、高分子吸水ポリマーに水分を貯め、首に巻いている間に気化して表面温度を下げてくれる。水を含んで膨らんでいる間(約20時間)は、自然な冷感が得られるということだ。
あたりまえだが、氷結ベルトに比べると冷たさは弱い。
類似製品がいろいろあるが、高分子ポリマーが平たく均等に配置されている本製品が一番装着感が良い感じだ。
5段階評価で、
冷却力:3/持続性:5/使用感:4/見た目:4
総合点:16


ぬるアイスノン

ぬるアイスノン
装着モノを試したので、次は、塗るタイプをいくつか試してみた。
「ぬるアイスノン」は、冷感ボディゲルというもので、メントール効果の高いジェル状の化粧水だ。適量を手にとり、首筋や腕、脚などにぬり伸ばす。
塗った瞬間からすーっとした清涼感が得られるので、冷やしたい時にいつでも使えるメリットがある。メントールは強めで、冷たさは割と長い。といっても10分くらいだろうか。自転車に乗れば風があたるので、さらに冷たさを感じる。
ジェルはベトつかないので、さっぱりして良い感じだ。
5段階評価で、
冷却力:4/持続性:3/使用感:4/見た目:5
総合点:16


アイスノン氷スプレー

アイスノン氷スプレー
ぬるアイスノンは直接肌につけたが、こちらは、タオルやハンカチにスプレーして氷を作った後、肌にあてて冷やすというもの。
瞬間的にシャーベット状の氷が作られ、かなり冷たいが、効果もすぐ無くなる。
一気に冷やすのなら良いが、自転車に乗りながら使うものではないので、用途が限られる。
5段階評価で、
冷却力:5/持続性:1/使用感:3/見た目:4
総合点:13


シーブリーズ 全身薬用ローション

シーブリーズ 全身薬用ローション
ぬるアイスノンを使ってみて、思い出した。
夏といえば、元祖クールダウンのこの製品。ハッカオイルやユーカリオイルなどの天然植物成分を配合した、メントール配合薬用ボディローションだ。
ぬるアイスノンに比べると清涼感は弱いが、首すじや腕につけて自転車に乗れば、クールにほてりをしずめ、肌荒れもおさえられるので、一石二鳥だ。
独特のメントールの香りは好みが分かれるかもしれないが。。。
5段階評価で、
冷却力:3/持続性:3/使用感:4/見た目:5
総合点:15


シャツクール

シャツクール
最後に試したのはヘルメットやシャツをクールにしてくれるアイテム。
衣類にスプレーするだけで、メントール成分が、ひんやり感を与えてくれる。
スプレーするのは、汗をかきやすい脇や背中、首筋など。
刺激が強いので、肌に直接スプレーするのは避けた方が良い。
ヘルメットにスプレーすれば、額の接地面がひんやり気持ちがよい。
今回試したメントール系では一番持続性が長く、1時間近く爽快感が続いた。
長時間爽やかというのはかなりポイントが高い。
5段階評価で、
冷却力:4/持続性:4/使用感:4/見た目:5
総合点:17


以上、どれも薬局やスーパー、コンビニで購入できそうな便利グッズを紹介した。それぞれの製品には一長一短があるので、単体で使うというよりは、いくつかの製品を組み合わせるのが良い。
ベストな組み合わせは、乗る前の準備としてシャツとヘルメットにシャツクール、ひんやりネックバンダナ 「しろくまのきもち」を蒔いて、ぬるアイスノンを携行する。これでかなり涼しいサイクリングになるに違いない。


番外編
熱中症には塩分補給というが、よくある塩飴は、なんか不味そうなので、どうも舐める気にはならない。なら、美味しく塩分補給できるものはないか?と考えたのがコレだ。
カリカリ梅ってのも考えたが、種抜きならパクパク食べられるし、軽くて荷物にならないのが良い。
甘酸っぱさが、ボーとした頭をスッキリさせること間違いなしだ。
酸っぱいものは苦手なら都こんぶでも良いかな?

「種抜き梅」甘酸っぱくてドライな食感がやみつきになるかも。

「男梅ほし梅」は、酸っぱさも甘さも強い。




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