いやー、本当に素晴らしいところでした。下山するのがもったいないくらい。
言葉で表現できないくらい、素敵です。興奮冷めやらぬ、レポーターのともしげ@びわです。
さて、何から書いていいのやら。。準備としてどうやってスタート地点に着くか、そればかり考える毎日でした。宿はないし、交通手段も車では遠いし、電車とバスでもかなり時間がかかるし。。そんな苦労もありましたが、自転車仲間となんとか乗鞍周辺に宿を確保し、途中まで電車で行くものの、長野県松本から車に乗せてもらい、現地に向かい事となりました。とてもラッキーでした。
まずは前日受付です。結局受付に到着したのは17時ぎりぎり。昼間は乗鞍も暑かったようですが、日が陰ると涼しくなってきました。
明日のゼッケンを受け取り、記念品のタオルをもらい、ウェア屋さんをのぞいて、サングラスなど衝動買いしながら、宿に向かいました。宿については詳細は割愛します。宿の都合もありますので。でも晩ご飯も朝ご飯もおいしかったし、男子6人の相部屋でしたが、わりと広く修学旅行みたいでとても楽しかったですね。来年も同じところに泊まりたいくらいです。毎年出られるかはわかりませんが。
さて、前日0時くらいまで起きていたにも拘らず、翌日午前4時過ぎに起き、朝食を食べ、スタート地点に向かいます。宿からスタート地点までの1キロ強は自走ですが、斜度10%のところが2カ所もあります。乗鞍こんなところから試練を与えてくれてます。
会場に6時に着くとすでに会場は自転車と人でいっぱい。4500人が参加されているということです。
でもとてもいい天気です。来た甲斐がありました。幸先いい^^/
7時から開会式です。
開会式が終わるとすぐ「チャンピオンクラス」スタートです。
僕のスタートは40代のクラスEです。40代は1500人ほどが参加。なんと参加者の1/3が40代ということになります。
仲間とぼーっと待っていたら、前のクラスがすでにスタートしており、急いでスタート地点に向かうという慌てた場面もありました。
さて、スタートの時間です。カウントダウンし、心の準備も終わらないうちに乗鞍登りスタートです。20.5キロの旅が始まりました。
時速12キロ程度で行ったとして、1時間40分。そのアタリが目標となります。
いろいろ事前に仕入れた情報に寄ると前半10キロくらいはいいペースで行けるらしい。フロントはアウターでも回せるところは回してもいいらしいです。しかし20キロの長丁場、始めから飛ばして後半登れないと目も当てられませんので、慎重かつ行けるところは行く方式で。
道幅が細くなったり、広くなったりしますので、抜けるところ抜けないところ考えた方がいいですね。
広い道で抜けるところは抜いていきましょう。
時々景色がひらけるところがあります。でもあまり景色に気を取られていると危ないので注意しましょう。
こういったつづら折りもヒルクライムにはよく出てきます。あとカーブに番号がついているようで、50近くのカーブがあるようです。
意外に最初の10キロ、難なく進みます。
いい景色ですよね。持って帰りたい〜。
だんだん、斜度がきつなってきたような。。
でも10キロ地点40分で通過です。このまま行くと。。スゴい記録が生まれそう^^/
写真の左側に20の赤い文字が。見えますか?残りカーブの数です。
ここはなんと第2チェックポンと。給水地点。止まらずにドリンクを受け取り、飲み干して、あと5キロだー。
足をダンシングで休めながら、あと4キロ。さすがに後半はきつい。
あと3キロ。このレースをできるだけ長く走りたいと思うのは僕だけでしょうか。レースを終えるのがもったいない。ずーっと走っていたい。このときそんな気になっていました。
でも走れば、レースは必ず終わるのです。
残りは2キロ。もう行くしかありません。タイムをみると、おお、目標のタイムは楽勝かも〜^^/
うおー、あと200メートル。早く行きたいが、ゴールはさみしい。。どうしたらいいんだ、オレ。
いや、進むしかないのだ〜〜。そしてゴ〜〜〜〜〜ル。
ゴール後開口一番、「マジで楽しかった!」こんなに楽しく登れたヒルクライムは初めてかも。
ゴール地点はこんなに混雑。すごいでしょ。
こんな景色がひろがっているのです。なんと素敵な乗鞍。
でも登った人だけのご褒美です。
本当にサイコーです。のりくら。
さて、下山して、完走証をもらいました。タイムは1:32:35。おー、目標をクリア。自分としてはとても満足のいくいいタイムでした。
乗鞍はキツい、キツいと聞いていました。
しかし、斜度は一部キツいところはあるものの、足を休めたところもありますし、下りがない分、足をつるひとは少ないのではないかと思います。
乗鞍がヒルクライマーの聖地言われる理由はレースに歴史がある事、景色が素晴らしい事なのではないかと思いました。決して険しいレースだからではないと。
場所も関西からも関東からも車などで来れる範囲なので全国から人が集まります。
宿も相部屋でいろんな話も聞けるし、とても楽しく過ごせる場所です。多分難点は宿が取れないことだと思います。
宿が乗鞍周辺に必ず取れるのであれば、もっと参加者は苦労せずに集まれると思います。
その点、運営のJCAにはがんばっていただきたいと思います。
いやー、しかし、乗鞍。素晴らしい場所です。来年も来たいけど、いろいろな手配を考えると面倒だなぁ。。しかし、一度きたらまた来たくなる、来てない人は一度は来た方がいいです。
最後にひと言。「乗鞍サイコー!!^^/」