自転車を快適に楽しむための商品を続々と出しているユニコから新しい自転車用ライト「AKSLEN ウォータースパイダー」が発売されたので早速試してみた。
製品にはフロント用とリア用があり、フロント用は白色LED、リア用は赤色LEDになっていて、全体の形状や点灯の仕方、装着の仕様は、どちらも同じだ。
#つまり、違いは発光色だけ。
ウォータースパイダーの最大の特徴は、伸縮性に優れたアームと2段階調整フックだ。この2段階調整というのがポイントで、結果、装着できる直径が22〜35mmと、かなり広範囲になっている。
最大35mmというのは、オーバーサイズのクランプでも問題なく、さらには、太めのシートポストにも付けられるということだ。
ちなみに、BD-1のシートポストの直径は34.9mm。かなり太いため、付けられるリアライトが少なく、悩みのタネだった。しかし、「AKSLEN ウォータースパイダー」ならそんな悩みを解消してくれるのだ。つまり、それだけで、十分買いな製品なのである。
ボディ全体は、伸縮性に優れた独自配合の素材で覆われており、防塵・防滴な仕様になっているため、突然の雨も心配はいらない。
また、簡単に装着できる構造なので、ハンドルやシートポストに付ける意外にもいろんな用途が考えられる。
例えば、ヘルメットに付けたり、メッセンジャーバッグに付けるという使い方もできるし、同社のベルクロストラップ(別売)に通せば、腕や足首に付けることもできる。つまり、自転車だけでなく、夜間のジョギングやウォーキングでも使えるわけだ。
電源スイッチは上部にあり、点灯と点滅と消灯が順に切り替わるトグルタイプで操作も簡単だ。気になる点灯時間だが、連続が60時間で、点滅が120時間なので、小型のライトとしては十分長いと思われる。電源は、リチウムボタン電池CR2032が2つで、買ってすぐ使えるようにパッケージに同梱されている。
ボディ色は、ブラック、ホワイト、レッド、イエロー、ブルー、オレンジ、ピンクの7色が用意されているので、自分の自転車に合わせてコーディネイトできる。
価格は、フロント用が1,470円(税込)で、リア用が1,365円(税込)と、それほど高くはないので、サブ用としてカバンに常備しておいても良いかもしれない。
もちろん、LEDがかなり明るいので、メインライトして使っても問題はないだろう。