ロードバイクを購入したときにウェブだけでSPDペダルを選んだ。シマノのSPDなら大丈夫だろうとアルテグラ PD-6700 SPD-SLペダルを購入した。
SPDはマウンテンバイクで経験済み。最初はこつが必要だが、慣れれば大丈夫だろうと、数回自転車道やレースで使用した。
しかし、市街地ではなかなか外れにくい。SPDは外れないといわゆる「立ちゴケ」を起こしてしまう。市街地での立ちゴケは事故につながりかねない。
練習して習得するか、それとも新しいペダルにするか。
「うーん><」
そう思いながらペダルの情報を仕入れていると、タイムの「Iクリック」がいいらしいということまで調べた。
しかしこの「Iクリック」は人気でショップでは売り切れ続出。
そしてさらに調査を続けた。
ついに、自分好みのペダルを見つけた。
SpeedPlay(スピードプレイ)だ。
もちろん、にわかアスリートの僕はSpeedPlayをもちろん知っていたが、プロが使用するものだと思い込んでいた。
しかし、よく調べてみると初心者でも扱い易いということがわかって来た。
SpeedPlay(スピードプレイ)はプロ仕様ゼロシリーズとライトアクションの2種類がある。さらにゼロシリーズには材質の違いがある。
ゼロ チタンシャフト |
ゼロ ステンレスシャフト |
ゼロ クロモリシャフト |
ライトアクション | |
価格 |
35,490円 | 20,790円 | 14,490円 | 14,490円 |
重量 | 216g クリート118g |
206g クリート118g |
216g クリート118g |
220g クリート117g |
ボディー | 合成樹脂 | 合成樹脂 | 合成樹脂 | 合成樹脂 |
シャフト | ステンレス | ステンレス | クロモリ | クロモリ |
カラー | プロホワイト プロレッド |
レッド トゥルーブルー プロホワイト ブラック |
レッド ブルー ホワイト ブラック |
レッド ピンク ブラック |
この他に「ナノグラム ゼロ」という上位モデルのチタンボディーのものやリクイガスチームカラーの「ゼロ チームグリーン」がある。 |
ヒルクライムやロングライドで使用するためではあるが、いずれもスピードレースではないので、リリースしやすいことを優先する選定理由として、今回、購入を決めたのが「ライトアクション」だ。
初心者や女性でも扱いやすいと言われている。
自分でペダルを交換してみた。
ロードバイクでのペダル交換は初めて。
多少力が必要だったが、無事装着終了した。
マウンテンバイクでギアで指をきったことがあるので軍手などをして挑んでいただきたい。
さて、ここからが本当の目的。実走できるかどうか。
装着後少し練習をしたらペダルはすぐ汚れしまった^^;
クリートは説明書があるので、説明書に従って取り付ければよいのだが、シューズにより取り付けが不可のものもあるので注意したい。
取り付け方法はいかに詳しく記載されている。
http://www.jpsg.co.jp/speedplay/tech.html
【キャッチとリリース】
装着後のキャッチ、リリースの練習ではかなり苦労した。
初めてのSPDではいつもそうなのだが、「ペダルにはまらない」のだ。
力を入れても、力を抜いてもダメ。
通常体重をゆっくり乗せるとはまるのだが、そうでもないようだ。
繰り返す事数十回のトライで左がはまって来た。
そのうちに右も少しずつはまって来た。
逆にリリースだが、なるほど評判通り「外す」のは比較的ラクだ。
足を外側に向けるだけで外れるようであまり力がいらない。
【市街地での実走】
1度自転車道と市街地に乗ってみたが、少しずつ慣れて来た程度で何とも言えないが、リリースしやすいという安心感は非常に大事だ。
クリートには特筆することがある。それはSPEEDPLAYのクリートを付けたシューズはかなり滑りやすいという事だ。雨の時には本当に注意したい。また、クリートの高さがあるので滑るだけでなく、歩きづらい。
コーヒーショップというラバーのクリートカバーがあるので、「自転車から降りたら即付けて、歩行」という習慣にしたいものだ。
【ペダルの付加情報】
実は購入後知ったのだが、サイクルスポーツの2010年5月号にペダルの特集があり、その記事によるとシマノのSPDアルテグラが一番外れにくいようだ。この時にシマノの105にしておけば、もしかするとスピードプレイを購入する事はなかったかもしれない。(あとの祭りだ><)
** Written by 友重タクジ@びわ **
MTBでのジテツウ暦は長いが本気で自転車に乗り始めたのは3年前。その上マラソンも走り始め、ついにはロードバイクを購入し、ヒルクライムやロングライドのイベントを物色中のなんちゃってアスリート。お酒が飲めない甘いもの好きの40代。ツイッターは http://twitter.com/biwa