ヤマハ発動機株式会社は、電動アシスト自転車PASについて、幼児2人同乗基準適合の2011年モデルを3機種設定し、6月30日より発売する。
今回発売するモデルは、大容量8.1Ahバッテリーを採用した「PAS リトルモア」と「PAS Raffini L(ラフィーニ エル)」、および4.3Ahバッテリーを採用して価格を抑えた「PAS Raffini S(ラフィーニ エス)」。「PAS リトルモア」は前側のチャイルドシートを標準装備し、「PAS Raffini」シリーズは、別売の指定チャイルドシートを前後に装備できる。
3機種の主な特長
1)幼児2人同乗基準適合車:お子さまを乗せても安心してお使いいただける子乗せ専用設計です。また、「PAS リトルモア」は前輪に22型タイヤを採用し、低重心化を実現するとともに、ハンドルの回転軸上にチャイルドシートの重心を置き、ふらつきを抑える設計としました。
2)幼児同乗時の安心感を向上:大型ドレスガードや新開発のスマートコントロールブレーキ(「PAS リトルモア」のみ)など、幼児同乗時の安心感を高める装備を採用しました。
3)“長生きバッテリー”:バッテリーのサイクル寿命を700~900サイクル※1へと従来比約2倍※2に延ばしたリチウムイオンバッテリーを採用しました。
4)“デジタルメーター付きメインスイッチ”:バッテリー残量をデジタルで細かくパーセント表示するメインスイッチを採用し、外出先での安心感を高めるとともに、利便性を向上させました。
5)優れたコストパフォーマンス:新開発のドライブユニットや幼児同乗時の安心感を高める装備を採用するなど商品力を高めながら、お買い得感ある価格を実現しました。
6)業界最長の製品保証期間:バッテリーは2年、ドライブユニットは3年と、製品保証期間を業界最長※3に延長。なお、フレームとフロントフォークも3年に延長しています。
※ 1:バッテリーの出力できる容量が新品の約半分まで低下した状態をバッテリー交換時期の目安としていますが、新品からその状態に至るまでのサイクル数をサイクル寿命と呼びます。1サイクルは、当社の電池寿命試験条件(新品バッテリー、環境温度25℃)で、満充電からアシスト停止まで標準パターンで放電した後、専用充電器で満充電まで充電を行うことです。なお、サイクル数の数値は目安であり、実際の使用では走行条件、使用環境および保管方法などによって異なります
※ 2:2010年発売モデル(PAS リチウムT除く)搭載バッテリー比
※ 3:2011年5月現在、国内(ヤマハ発動機調べ)
メーカー希望小売価格
「PAS リトルモア」:135,800円 (本体 129,333円+消費税6,467円)
「PAS Raffini L」:121,800円 (本体 116,000円+消費税5,800円)
「PAS Raffini S」:112,800円 (本体 107,429円+消費税5,371円)
※メーカー希望小売価格には本体価格(バッテリーを含む車両価格と専用充電器価格7,000円)及び消費税を含む