もうすぐお正月ですね。
#この原稿は12月に入稿してますので。。。
お正月といえば初詣ですが、7社(場合によっては6社や8社)巡ることで七福神を集められる「七福神巡り」を行っている神社が各所にあります。
ということで、以前紹介した、隅田川七福神巡りや日本橋七福神巡りに続いて、今回は、亀戸七福神巡りをご紹介します。
スタート地点は、東武 亀戸線の亀戸水神駅です。
亀戸七福神巡りは、ほぼ東西に点在している神社を巡るので、東から始める場合は亀戸水神駅が最寄り駅に、西から始める場合は、JR 総武線の亀戸駅が最寄り駅になります。
亀戸水神宮
亀戸水神駅前の通りを西に向かって走ると、100メートルほどで5差路に出ます。正面に交番が見えますが、その左に鳥居が見えます。ここが亀戸水神宮前です。駅名になっているので大きな神社かと思いましたが、思ったよりコンパクトです。ちなみに、亀戸水神宮は、亀戸七福神に含まれません。
常光寺(寿老人)
亀戸水神宮の交番の右を真っ直ぐ行くと、蔵前橋通りに出ます。徒歩だと歩道橋で通りを超えることができますが、自転車の場合は、信号機があるところまで迂回する必要があります。交差点から50メートル入ると、曹洞宗の常光寺に着きます。本尊は阿弥陀如来で、江戸六阿弥陀詣の6番目霊場だそうです。七福神は、寿老人です。東覚寺 (弁財天)
道沿いに300メートルほど行くと、左手に真言宗の東覚寺の塀が見えてきます。入り口は南側なので、手前の「香取小学校横」の信号を左に曲がって迂回します。本尊は大日如来と阿弥陀如来で、江戸時代は不動尊が有名だったそうです。弘法大師の府内88カ所のうちの73番目にあたるそうです。七福神は、弁財天です。香取神社 (恵比寿神・大国神)
東覚寺前の通りを西に進むと明治通りに出ます。「香取神社前」の信号を渡ると香取神社に着きます。創立は中臣鎌足が東国へ来たときに太刀をひとふり納めて安泰を祈ったのが始まりとされ、江東区で最も古い神社だそうです。七福神は、恵比寿神と大黒神です。普門院(毘沙門天)
明治通りから香取神社を反時計回りに回っていき、4差路を西側(右)に曲がってしばらく行くと、片側1車線の道路に出ます。左に行くと、真言宗 普門院の林が見えてきます。道順が説明しづらいのですが、敷地が広く南北に墓地がある緑の中なのですぐわかると思います。弘法大師の府内88カ所のうちの40番札所だそうです。七福神は、毘沙門天です。天祖神社(福禄寿)
普門院を北方向に行き、浅草通りに出たら、左に200メートルほど進むと、天祖神社の看板が見えます。こちらも参道は南側なので、迂回することになります。天祖神社の創立年代は不明なのだそうです。推古天皇の時代に建てられ、聖徳太子作の御神像の神体がまつられていたと言われています。天正年間(1573〜)に悪病が大流行した際に、ここで織田信長が流鏑馬の行事を行わせたところ、たちまち収まったとのことで、病気を治す神社として有名だそうです。七福神は、福禄寿です。龍眼寺(布袋尊)
龍眼寺へは、細い路地を抜けて行くことも出来ますが、わかりにくいので、浅草通りに出てから向かいます。墨田区との境にある用水路を左に曲がってしばらく行くと、七福神の最後、天台宗 龍眼寺に着きます。萩で有名なお寺だそうで、江戸時代の中秋には遊覧の人が集う名所だったそうです。七福神は、布袋尊です。亀戸天神社
以上で七福神達成です。最寄り駅は少し離れたJR 亀戸駅になりますので、帰り道にある亀戸天神社も行ってみると良いと思います。亀戸天神社は、菅原道真を祀り、学問の神様として知られています。地形はもとより、社殿・楼門・回廊・心字池・太鼓橋などは、九州の太宰天満宮にならって造られているそうです。4月下旬から5月上旬は「藤まつり」が行われ、多くの観光客が一斉に開花した藤を眺めに訪れるそうです。
おまけ
もはやポタリングに定番?お約束の甘味処に行きました。亀戸天神と言えば、船橋屋のくず餅ですかね?休日などは天神前に臨時店があいていますが、平日は蔵前橋通り沿いの亀戸天神前本店で食べることができます。今回は時間の関係でおみやげの箱入りを買いました。今回のルート
亀戸七福神巡り&亀戸天神社&亀戸水神宮(Kameido) at EveryTrail
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