自転車競技のためのフィロソフィー

価格:¥ 1,575
柿木克之著
出版社: ベースボール・マガジン社
発売日: 2012/09/25
 


 
自転車競技のためのトレーニングを根本から変える。
強くなるためのパワートレーニング教本
 
著者のことば
従来から行われてきたトレーニング方法の多くは、選手を強化する上で「正しい」方法です。従来から行われてきたトレーニングを取捨選択しながらより洗練させ、最適化するのが、現実的な進め方です。共同研究者である柿木孝之がイタリアのMapeiトレーニングセンターのAldo Sassi氏の元で学んだ強化法(トレーニング法)を、生理学の結果からアレンジを加え、選手のコンディショニング法を組み合わせ、佐野淳哉選手、東京大学自転車部との関係の中で知見を得て、体系化を進めてきました。本書は、パフォーマンスアップ(トレーニング)方法、つまり運動能力の向上に関する知見を紹介しています。運動能力は選手として成功するための最も基本的な要素ですが、複数ある要素のうちの一つです。本書を教本に本質的なトレーニングを地道につみ、運動能力を向上させながら、レース経験を通して勝てる力にまで昇華させていってください。
 
目次
第1章 自転車レースの特徴と定量化へのアプローチ
第2章 自転車競技に関わる代謝の基礎知識
第3章 トレーニングの定量化について
第4章 トレーニングの効果
第5章 トレーニングの基本単位構成 
(基本単位メニュー、応用メニュー)
第6章 トレーニングの目標
第7章 トレーニングの構成
第8章 トレーニングの管理
 
著者プロフィール
柿木克之(かきのき・かつゆき):パワーデータ解析とアドバイスを専門に行うBluy Wych合同会社の代表社員。日本自転車競技連盟医科学部会員、博士(工学)。現在、東京大学大学院生命環境科学系身体運動科学教室の八田秀雄教授の元で共同研究として、自転車競技選手のパフォーマンスアップに関する研究を行うとともに、プロサイクリングチーム、プロ自転車選手、学生選手への強化活動を行う。共同研究者の柿木孝之(元Nippo-colnago監督、日本自転車競技連盟ジュニア強化部会員)とともに、競技現場での指導を行いながら、日本人選手全体のパフォーマンスアップを目標に活動している。
 



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