ヤマハ発動機株式会社は、8.1Ahバッテリーを搭載した電動アシスト自転車PASの2011年モデル3機種を3月31日より発売する。今回発売するのは27インチの長距離走行可能な「PAS CITY L8(パスシティ エルエイト)」(132,800円)、充実装備でお買い得の「PAS ナチュラ L」(109,800円)、パワフルアシストと長距離走行を両立したPAS最上位の「PAS ナチュラ Lスーパー」(122,800円)で、これによりPASの2011年モデルは、全7機種となる。
今回発売する3機種の主な特徴
1)“長生きバッテリー”:バッテリーのサイクル寿命を700~900サイクル※1へと従来比約2倍※2に延ばした高耐久リチウムイオンバッテリーを採用。
2)“デジタルメーター付きメインスイッチ”:バッテリー残量をデジタルで細かくパーセント表示し、さらに走行速度表示にも切り換えられる新設計のメインスイッチを採用。出先でのバッテリー切れの不安を低減するとともに、利便性を向上させた。
3)フルモデルチェンジで商品力向上:耐久性を高め静粛性にも優れた新開発のドライブユニットや新型フレームを採用するなど全面的に刷新した。
なかでも「PAS CITY L8」は、新たに内装8段変速機を採用。アシスト性能を最大限発揮する当社独自の制御機能「S.P.E.C.8(スペックエイト/Shift Position Electric Control × 内装8段変速)」により、走行性能を一段と向上させた。また、ブレーキワイヤーなどをフレームパイプ内に通し、外観品質も高めた。
4)製品保証期間の延長:バッテリーは2年、ドライブユニットは3年と、製品保証期間を業界最長※3に延長。なお、フレームとフロントフォークも3年に延長した。
5)優れたコストパフォーマンス:商品力を高めながら、従来比約8%価格を抑えた。(PAS CITY L8除く)
※ 1:バッテリーの出力できる容量が新品の約半分まで低下した状態をバッテリー交換時期の目安としているが、新品からその状態に至るまでのサイクル数をサイクル寿命と呼ぶ。1サイクルは、当社の電池寿命試験条件(新品バッテリー、環境温度25°C)で、満充電からアシスト停止まで標準パターンで放電した後、専用充電器で満充電まで充電を行うことである。なお、サイクル数の数値は目安であり、実際の使用では走行条件、使用環境および保管方法などによって異なる
※ 2:2010年発売モデル(PAS リチウムT除く)搭載バッテリー比
※ 3:2011年2月現在、国内(ヤマハ発動機調べ)