キャノンデール 鹿屋体大へフレーム供給

キャノンデール・ジャパン株式会社は、2010年より国立鹿屋体育大学自転車競技部へ自転車フレームの供給を開始した。
同社は、これまでMTB選手を中心にサポートを進めてきたが、今回はじめてロードチームへのフレーム供給をになる。

国立鹿屋体育大学自転車競技部は、全日本学生自転車競技連盟(学連)主催レースや全日本選手権はもちろん、日本代表選手として海外のUCI(国際自転車競技連合)レースで優勝などの特筆すべき成績を挙げているチーム。
2009年には全国優勝100回を達成した。また、全日本実業団自転車競技連盟(実業団)に登録して、国内トッププロ選手と全国をレース転戦するなど、大学部活動の活動枠を越えた存在として国内外に広く認められている。

キャノンデールは、同部の活動方針・内容に共感し、学生の競技力向上を支援することを目的に、機材面で一番大きなウェイトを占めるフレームを供給することとなった。
すでに本年5月より供給を開始しており、学生の3大大会の一つ、6月6日の全日本学生選手権個人ロードで内間康平選手(4年)が優勝、野口正則選手(2年)が準優勝と最高の結果を出している。
ほかでは5月の全日本学生選手権クリテリウム大会(滋賀県草津市)で優勝、そして同月UCIレースのツール・ド・熊野では国内外のプロチームとともに走り、内間選手が個人総合山岳賞第2位という成績。
学連主催レースはもちろん、実業団レースやあるいは日本代表として参戦する海外レースなどでの彼らの活躍が期待される。

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